Nutanixは6月8日、「Nutanixユニファイドストレージ」とNTT Comが提供する「Wasabi Tieringソリューション」を連携させた「Wasabi Tiering for Nutanix」の提供開始を発表した。
これはNutanixのテクノロジーアライアンスであるWasabi Technologies LLCが提供する「Wasabiオブジェクトストレージ」と、Nutanixが提供する「Nutanix Files」および「Nutanix Data Lens」の機能が一元的に利用できるようになるというもの。
利用する企業では今後、クラウドやオンプレミスに点在する膨大なデータの、シンプルかつ安価な管理、保護、利活用が可能になる。
ソフトウェアベースのデータサービスを単一のライセンスで利用できるほか、単一管理インターフェースから、従来よりも少ない労力で様々なデータを管理・階層化・複製することも可能とのこと。
また、どのデータを、誰がどのように利用しているのかをリアルタイムに把握できる分析サービス(Nutanix Data Lens)も提供し、データの管理と制御・セキュリティの自動化を推進するという。
今回の連携を受けてNTT Comのソリューションサービス担当部長である荻原鶴氏は、Nutanixとの協業により、日本企業のDX支援をこれまで以上に強化するとしている。
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