大日本印刷とPwCコンサルティングは、インターネット上のバーチャル空間で、アバターと呼ぶ分身を通じて交流するメタバース分野で協業すると発表した。両社の強みを掛け合わせ、メタバースに関するコンサルティングから構築・運用まで、自治体や企業などを一貫して支援していくという。
DNPは、XR空間構築システム「PARALLEL SITE(パラレルサイト)」による、生活者の利便性や使いやすさと高度なセキュリティ品質を両立したメタバースを提供するほか、導入企業などの要望に応じて、最適なメタバースプラットフォームの構築・運用などを支援する。
PwCコンサルティングは、メタバース関連の技術や法規制・制度、利活用の動向など、幅広い知見を持つメンバーを多数擁しているだけでなく、産学官や多数のコンソーシアムとの強いつながりや新技術の社会実装に向けた豊富な支援実績を有していることから、そうした側面からも協力するという。
両社は、お互いのソリューション・サービスを掛け合わせて、様々な企業や自治体などに対して、メタバースの導入・活用を支援していくとしている。
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