米Googleは8月10日(米国時間)、マレーシア、タイ、ニュージーランドに新しいGoogle Cloudリージョンを開設する計画があると発表した。これは、以前に発表したベルリン、ダンマーム、ドーハ、メキシコ、テルアビブ、トリノの6つのリージョンの開設に続くものだという。開設後、これらの新しいリージョンは現在世界中で運用されている34のクラウドリージョンに加わる。
クラウドコンピューティングが提供するデジタルツールは、アジア太平洋を含む世界中で変革を促しているという。IDCは、日本を除くアジア太平洋におけるクラウドサービスへの総支出が 2025年までに2820億米ドルに達すると予想。アジア太平洋で高まるクラウド サービスの需要に応えるため、新たに3つのリージョンを開設するとしている。
Googleは今後、電気通信業界のパートナーと協力して、Apricot、Echo、JGA South、INDIGO、Topazなどの海底ケーブルを整備し、主要都市にポイント・オブ・プレゼンスを確立することにより、リージョン全体に接続を拡大するための投資を続けていくという。
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