8月24日、マネーフォワードは、請求書受領システム「マネーフォワード クラウドインボイス」の提供を開始した。
同システムは、中堅・エンタープライズ企業向けの請求書受領システム。郵送を含めた請求書を一括受領し、AI-OCRとオペレーター入力によるデータ化を実現し、請求書のオンラインでの一元管理が可能だとしている。また、請求書のデータを利用中の基幹システムに連携することで、会計業務や支払業務に活用可能であり、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しているという。
特長
- メール添付(2022年9月リリース予定)や郵送などあらゆる形式の請求書を一括受領し、オンラインで一元管理できる
- AI-OCRとオペレーター補正による正確なデータ化が可能
- 利用中の基幹システムと柔軟な連携が可能(2022年9月リリース予定)
- 電子帳簿保存法の「電子取引要件」「スキャナ保存要件」に沿った保存が可能
- インボイス制度対応における登録番号の確認(2023年4月リリース予定)、仕入税額控除対象かの識別が可能
インボイス制度への対応(予定)
「マネーフォワード クラウドインボイス」では、国税庁のAPIと連携。これにより、自動で適格請求書発行事業者かを判別し、仕入税額控除の対象か否かを判定できるようになるという。
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