アシストは、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)の活用を推進する企業向けに、「AWS標準化検討支援サービス」を9月20日より提供開始する。
企業におけるDX推進の鍵として、クラウド利用が進んでおり、クラウドはサービス投入までの期間・工数・コストを短縮しスケーラビリティの面でもメリットが大きいことから、業種や規模を問わず幅広い企業でクラウドへの移行が始まっている。一方で、クラウドの設定漏れや不備によりセキュリティが脆弱になっていたり、予期せぬサービス停止に陥るケースや、個別契約により企業全体として非効率な運用やコスト増につながるといった課題も浮かび上がっているという。
同社は、これらの課題を払拭するためにAWS標準化検討支援サービスを提供開始し、顧客企業がAWSクラウドをセキュアかつ適切に利用できるように支援。具体的には、アーキテクチャ(アカウント設計やネットワーク設定など)、セキュリティ(IDおよびアクセス・ログ管理、インフラやデータの保護、セキュリティ対策など)、運用(監視・ログ管理・バックアップ方針など)、コスト管理の4カテゴリー、全14項目について、アシストが標準化に必要な前提知識や資料を顧客に提供し、ワークショップ形式でガイドライン策定を支援するとしている。
また、同サービスのオプションとして、決定した事項をもとにガイドライン自体を作成する「AWSガイドライン作成サービス」や、一度作成したガイドラインを定期的に見直す「AWSガイドライン更新サービス」も併せて提供。顧客企業の負荷軽減、ガイドラインの陳腐化防止や中長期的なAWS構成改善を支援するという。
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