SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

Security Online Day 2024 春の陣

2024年3月13日(水)10:00~17:10

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

Security Online Day 2022レポート(AD)

侵入からデータ流出までたった6.55日 最新ランサムウェア被害から対策を考える

ランサムウェアに対抗する、トレンドマイクロの進化するサーバーEDR

最新型ランサムウェア対抗のポイントは「防御」と「検知」

 では高度化するランサムウェアに対し、どのような対策が有効なのか。

 その前に現状を見てみよう。岡本氏によるとランサムウェア対策は「EDR(Endpoint Detection and Response)」(56.7%)と「NDR(Network Detection and Response)」(56.2%)が多いが、7.4%が「いずれも利用していない」と回答するなど、手付かずの状態にある企業も少なからずいる。

 だが対策を取っていても、最新型のランサムウェアを効果的に検出できているとは言えないことがデータから明らかになった。検出できるタイミングとして最も多いのは、「ランサムウェア実行時」だ。

画像クリックで拡大
画像クリックで拡大

 この場合、「既にシステム内の探索が進んでおり、重要なデータが持ち出されてしまっている可能性が高い」(岡本氏)ということになる。「企業やシステムへの影響を考えると、初期侵入や内部探索の段階で攻撃を検出できることが理想的」と岡本氏は指摘する。

 取るべき対策を考えるに当たって岡本氏は、すべてのステップ(初期導入、アンチウイルスなどセキュリティソフトウェアの無効化、遠隔操作の通信(コールバック)、認証の取得、内部探索、データ持ち出し、ランサムウェア実行)で取るべき対策は異なるとしながら、ポイントとして「防御」と「検知」を挙げる。

 「様々な攻撃に対する防御はもちろん、データを関連づけながら早期に攻撃に対処する検知を組み合わせた仕組みを構築することが重要」と岡本氏。

 さらに防御においては、1製品で複数のセキュリティ機能を備える「多層防御」により対策を効率化できるという。既にセキュリティ製品を導入している場合、足りない部分だけを新しいセキュリティ製品で補うアプローチでも良いとのことだ。

 検知は、EDRはデータの収集範囲がエンドポイントに限定されるのに対し、エンドポイントだけでなく、メール、サーバー、クラウドワークロード、ネットワークなど複数のレイヤーのデータを収集できるXDR(Extended Detection and Response)の方が「より横断的、俯瞰的な分析ができる」と岡本氏。

画像クリックで拡大
画像クリックで拡大

 特にサーバー環境でのEDRの必要性については、「最新型ランサムウェアの最終目的地はエンドポイントではなくシステム内のサーバーであり、この場合、攻撃が行われているサーバーの情報をもとに分析することが効果的」との見解を示す。初期侵入からデータ持ち出しまでの平均所要日数が6.55日であることを考慮すると、「EDRよりもXDRの方が望ましい」と続けた。

 なおサーバーEDRの必要性については、ランサムウェアが攻撃対象をLinuxにも広げていることも要因に挙げている。

次のページ
サーバ向け「Trend Micro Cloud One - Workload Security」ができること

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
Security Online Day 2022レポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

末岡 洋子(スエオカ ヨウコ)

フリーランスライター。二児の母。欧州のICT事情に明るく、モバイルのほかオープンソースやデジタル規制動向などもウォッチしている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/16725 2022/10/21 10:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2024年3月13日(水)10:00~17:10

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング