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アフラックが挑んだDX戦略:「IT投資・コスト管理」の課題をどう解決したのか

「Japan TBM Summit 22」アフラック生命保険 講演レポート


 強固な基盤を持っていると考えられた生命保険業界は、これまで想定していない競合の登場や、コロナ禍によるビジネスモデルの変革が問われるなど、新たな価値創出を目指す必要が出てきている。こうした変革の核となるのは、データを活用したDXだが、そこでは、「限りある予算をどう最適に投資するのか」が課題となる。アフラック生命保険 CTO CDIOの二見 通氏は「DX@Aflac」という同社の取り組みの中で行った「IT投資・コスト管理」の課題解決の方法について紹介した。

リアルとデジタルの融合で価値を提供する

アフラック生命保険株式会社 取締役専務執行役員兼CTO CDIO 二見 通氏
アフラック生命保険株式会社 取締役専務執行役員兼CTO CDIO 二見 通氏

 「Japan TBM Summit22」(Apptio主催)において、アフラック生命保険株式会社 取締役専務執行役員 兼 CTO CDIOの二見 通氏はアフラックの取り組むDXと戦略的IT投資について講演した。

 二見氏は30年以上にわたり生命保険業界に勤務し、ITデジタル部門をはじめ、契約部門や保険金部門、コンタクトセンターなど生命保険会社のバックオフィス部門も担当してきた。アフラックは1974年、日本初のがん保険とともに創業した会社で、“『生きる』を創るをブランドプロミスとして掲げ、「新たな価値の創造」「お客様第一」「人間尊重・法令等の遵守(コンプライアンス)」の4つを企業理念としている。2022年3月末時点のデータでみると、保有契約件数は2368万件、契約者数は1473万人となる。アフラックのDX戦略は「DX@Aflac」と呼ばれる。それは以下の3つの柱によってDX戦略を推進するものだ。

Japan TBM Summit セミナー資料より

Japan TBM Summit セミナー資料より

  1. コアビジネスの領域
    生命保険事業の領域において、お客様のニーズを捉えた新たな商品・サービスを、デジタルテクノロジーを活用して提供する。

  2. 新たな領域
    データエコシステムの構築やヘルスケアサービスなど、社会の変化に対応する新たなビジネス領域においてもデジタルテクノロジーを活用し、保険サービスと保険以外のサービスを連携することで、保険の枠を超えた新たな価値を創造する。

  3. DXを支える基盤
    システムインフラ、組織、人財、管理が基盤となり二つの柱を支え、DXを推進する。

 コアビジネスの領域では、クロステック(インシュアテック、フィンテック)やデータの利活用をテーマに取り組む。新たな領域においては、データエコシステム、ヘルスケアやオープンイノベーションによる領域開拓などを行っている。基盤においてはDX人財の育成・獲得に力を入れている。

 アフラックが目指すDXはリアルとデジタルの融合した世界だ。リアル店舗は、保険販売代理店を通して日々お客様と接している世界を指している。このリアルの世界でもデジタルのツールを使うことはもちろん、リアルの店舗を持っている保険販売代理店に対しても、インターネット上でもデジタル店舗を持てるように積極的に支援する。

「リアルでも、デジタルの接点でも、一貫性を持った体験価値をお客様に提供することが重要」と二見氏は強調する。

 リアルとデジタルの融合を実現すべく、力を入れているのが、「ADaaS/Aflac Digital as a Service」である。これはアフラックが独自に開発したクラウドサービスプラットフォームで、利用者は各種デジタルサービスの中から、利用したいサービスだけを選び、スピーディーに導入・利用できるものである。お客様サービスの向上や保険販売代理店のDX推進をサポートするだけでなく、ビジネスパートナー/行政/自治体と連携した共創の実現を目指している。

次のページ
DXに向けたIT投資・コスト管理に立ち塞がる問題とは

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山本信行(ヤマモトノブユキ)

株式会社Little Wing代表

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