アバナードは、トヨタ自動車に市民開発者育成を支援したと発表した。
アバナードは主に社内DX推進のCoE(Center of Excellence)の立ち上げをサポートし、特に市民開発支援教育とガバナンス支援に注力。市民開発支援教育では、トヨタ自動車との相談会を重ね、8月には蓄積したナレッジを数百単位で共有する「技術紹介セミナー」を実施したという。ガバナンス支援では、市民開発者拡大にともない製作されたアプリケーションの統制などセキュリティ、ガバナンス面の仕組みの整備やライセンス管理などを支援。
その結果、アバナードが支援を開始した2021年11月から2022年7月末までに技術相談会を1,200回以上開催。参加者の60%以上が中級レベルにスキルアップ、アクティブな市民開発者を2,845人に拡大させることができたという。
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