オラクルは、プラダ・グループが、クラウドベースのリテール・ソリューションを導入したと発表した。
プラダ・グループは、「Oracle Retail Xstore Point-of-Service(POS)」と「Oracle Retail Customer Engagement Cloud Service」のモバイル導入により、顧客の嗜好と購買傾向を収集し、データを分析しながらロイヤルティ向上のための戦略に活かすことができるとしている。
さらに同グループは、マーチャンダイジング・プロセスを最適化するために、「Oracle Retail Cloud Services for Merchandise Financial Planning / Assortment / Item Planning」も導入。これには、販売と予測、パフォーマンス分析、在庫管理と割当ての強化が含まれるという。このデータを活用して、オペレーション・プロセスの理解を深め、より効果的なシナリオ・プランニングを行い、市場の変化に合わせて迅速に対応することを目指している。
次のフェーズで、「Oracle Retail Analytics and Planning」スイートのエンタープライズ予測エンジンである「Oracle Retail Demand Forecasting Cloud Service」を導入する予定だ。これらのソリューションは、プランニング、購買、移動、販売に関する意思決定を促進するための分析データを提供する「Oracle Retail AI Foundation」上に構築されるという。
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