SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

サイバーセキュリティとビジネス目標の相関性が生産性向上などに影響か──アクセンチュア調査

 アクセンチュアは、「サイバーセキュリティレジリエンス最新レポート 2023」を発表した。

調査概要
  • 調査期間:2022年9~10月
  • 調査対象:日本を含むアジア太平洋地域、北米、欧州、南米の14ヵ国、15業種の企業(売上高10億米ドル以上)における3,000人の経営幹部(最高情報セキュリティ責任者〔CISO〕2,500人、CEOおよびCFO500人)

 同レポートでは、サイバーセキュリティへの取り組みにおいて先進的な企業を「サイバー・トランスフォーマー」と定義。これらの企業は調査対象企業の30%を占め、サイバー攻撃に対する耐性、事業成長に向けたサイバーセキュリティ、ビジネス戦略のバランス感覚に長けているという。

調査グラフ
[画像クリックで拡大表示]

 同調査により、サイバーセキュリティとビジネス目標の相関性が高い企業は、収益、市場シェア、顧客満足度、信頼性、および従業員の生産性を向上させる可能性が、そうでない企業と比較して18%高くなることが明らかになった。また、サイバー攻撃に対応するコストを平均26%削減できる可能性があることもわかったとしている。

サイバー・トランスフォーマーの特徴

  • サイバーセキュリティとリスクマネジメントの統合に優れており、先進的なリスクマネジメントを実践している割合が65%で、そうでない企業(11%)より約6倍高くなった
  • サイバー・トランスフォーマーの40%は、サイバーセキュリティの業務管理や人材不足に対処するため、サイバーセキュリティ・アズ・ア・サービスを活用した運用を行っている。これは、同サービスを活用しない企業の24%と比較して高い割合を示している
  • 45%のサイバー・トランスフォーマーは、自社のインシデント対応計画にエコシステムやサプライヤーを組み込んでいる(この対応を実践していない企業の割合は37%)。また、41%は、自社のエコシステムやサプライヤーに対して厳格なサイバーセキュリティ基準を満たすよう義務付けている(この対応を実践していない企業の割合は29%)
  • サイバー・トランスフォーマーの89%は自動化を推進(積極的ではない企業の割合は57%)。サイバーセキュリティを自動化している組織では、回答者全体の96%が、サイバー人材不足の解消に自動化が役立っていると回答した

企業がとるべきサイバーセキュリティ対策の3つのアクション

  • ソリューションを新規導入する前に、サイバーセキュリティ管理を義務付ける
  • DXの達成状況に応じて、サイバーセキュリティを段階的に適用する
  • DXの中核メンバーにサイバーセキュリティ責任者を配置し、DXの取り組み全体をサイバーセキュリティの視点で指揮する

【関連記事】
ServiceNow、NVIDIA、アクセンチュア、生成AI開発・導入を支援するプログラム発表
アクセンチュア、PR会社ベクトルの子会社「シグナル」を買収 マーケティング領域を強化へ
アクセンチュア、Google Cloud・マイクロソフトと協業体制強化──AIへ30億ドル投資

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/18200 2023/08/03 18:05

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング