Keeper Security APAC(以下、キーパー・セキュリティ)は、プレビュー版として公開してきたパスキー(Passkey)管理機能の正式リリースを発表した。
キーパー・セキュリティのブラウザ拡張機能およびデスクトップアプリでは、Keeperボルト内でパスキーを保存および管理し、すべてのデスクトップウェブブラウザとオペレーティングシステムにおいて、ウェブサイトやアプリケーションへの簡単なログインが可能となる。パスキーは対応するサイトにおいてパスワードを置き換える機能を提供し、FIDO2 WebAuthnに対応しているサイトでは、ステップアップ認証や多要素認証にも使用可能。また、パスキーを家族やビジネスチームで共有することもできるという。
2023年後半には、AndroidとiOSのサードパーティ資格情報マネージャ向けパスキーAPIの公開を予定しており、モバイルデバイスのパスキーへの対応も進めていくとしている。
【関連記事】
・中小企業における特権アクセス管理(PAM)の導入は43%にとどまる──キーパー・セキュリティ調査
・キーパー・セキュリティ、パスキーのサポートを開始 ウェブサイトへの安全なログインが可能に
・キーパー・セキュリティ、パスワードローテーション機能を発表 データ漏えいリスク低減など支援