サイバーリーズンは、モバイルセキュリティ製品の機能を刷新した 「Cybereason MTD(Mobile Threat Defense)」を提供開始した。
今回の刷新では、セキュリティ機能を拡充。既知/未知のマルウェアによる巧妙なサイバー脅威を、機内モードなどモバイル端末がオフライン状態でも検知できるようになったとしている。また「Cybereason XDR」との連携や、SASE、VPNを併用することで多層防御を可能にするという。
今回刷新されたCybereason MTDは、機械学習やクラウドなどの技術を活用し、既知/未知のマルウェアによる脅威を阻止するモバイルセキュリティ製品。悪質なWiFi、ネットワーク攻撃を検知、業務外アプリ・Webサイトを制限するなど、スマートフォンの安全な利用を支援するとしている。また、デバイス上で脅威の監視、検知、阻止を行うため、プライバシーに配慮し、クラウドに送信するデータを削減しているとのことだ。
さらに同社は、専門アナリストがスマートフォンへのサイバー攻撃を24時間365日監視するSOCサービス「Cybereason Managed MTD」を2024年第2四半期に提供開始予定。加えて、Cybereason XDRと連携することで、スマートフォンのログとPCやサーバー、クラウド、ネットワーク機器のログを自動で相関解析することができるという。これにより、広範囲にわたる攻撃の調査を自動化し、攻撃の全体像をあぶり出すことで、インシデントの調査や対応時間を短縮できるとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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