primeNumberは、データテクノロジー事業領域において、インドに進出することを発表した。2023年11月に進出を発表している韓国に続き、アジア2都市目への進出となるという。
同社は海外の事業拡張においてパートナーシップ戦略を採用。韓国では、現地IT企業とパートナー契約を締結し、販路拡大を協働するのみならず、そのパートナー企業でも「trocco」を活用しているという。インドにおいても同様に、同国内のデータ活用を支援するIT企業とのパートナーシップを通じて、troccoの事業拡張を目指す。インド南部に位置する都市ベンガルールにてビジネス開発チームを新たに発足するとしている。
また、日本貿易振興機構(ジェトロ)からの支援を通し、IT企業のみならず、業界・業種によらない幅広い顧客を獲得していくとのこと。一方で、troccoのAWSムンバイリージョン版のリリースにより、顧客の費用削減およびデータレギュレーションへの対応の負荷軽減へとつなげることで、販路拡大の効率化を図る。事業拡張の進捗によって、インド支社の設立も検討する予定だという。
今後、インドを欧州へのビジネス展開の拠点とし、アジアのみならず世界におけるデータ活用の支援へとつなげていく予定だとしている。
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