クラウドストライクは、「Charlotte AI」と「Falcon for IT」の一般提供を開始するとともに、「Falcon Data Protection」に新たな機能が加わったことを発表した。
今回一般提供を開始するCharlotte AIでは、セキュリティ業務に対話型AIを活用できるという。機能の概要は以下のとおり。
- 質問の回答を自然言語で受け取れるほか、ワークフローの自動化機能を利用可能
- セキュリティの対応と評価を迅速化。調査および対応所要時間の短縮が可能
- サイバーセキュリティ管理を簡素化。セキュリティと信用が組み込まれたAI機能の導入が可能
Falcon for ITでは、複数のセキュリティとITのユースケースを一元管理できるとしている。機能の概要は以下のとおり。
- 自然言語による質問から技術資産を合理化。様々なOSに保存されたアセットを可視化
- Charlotte AIが組織全体の資産の状態と潜在的リスクに関する質問に回答し、セキュリティギャップを解決
- 自動対応によるトラブルシューティング、コンプライアンスの遵守、フォレンジック調査が可能
また、Falcon Data Protectionの新機能では、Webベースの商用生成AIツールに機密データが複製、貼り付けまたはアップロードされた場合、データ漏えいを阻止できるとのこと。Falcon Data Protectionは、ポリシーを包括的に強制することで別ファイルに移動したコンテンツも追跡できるため、意図しないダウンロードや不正なデータ流出を阻止するという。
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