「工場セキュリティ」強化に立ち上がる──資生堂を中心とした10社の実務者が“平時の訓練”を提言
「制御システムセキュリティカンファレンス 2024」レポート
企業がデジタル化を進める中で、サイバー攻撃の対象はオフィス内だけにとどまらず、工場など様々な場所に拡大しつつある。セキュリティ担当者は対策に苦慮し、「1社で対応策全てに対処するのは難しくなってきた」という声もあがる。JPCERTコーディネーションセンター(以下、JPCERT/CC)が開催した「制御システムセキュリティカンファレンス 2024」では、製造業のセキュリティ担当者が立ち上がり、共同でインシデント対応に取り組んでいる例が紹介された。本稿では、「製造業10社の実務者で議論した、制御系SIRTが日常で取り組みたいインシデント対応訓練」と題したセッションをレポートする。
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三浦 優子(ミウラ ユウコ)
日本大学芸術学部映画学科卒業後、2年間同校に勤務。1990年、コンピュータ・ニュース社(現・BCN)に記者として勤務。2003年、同社を退社し、フリーランスライターに。IT系Web媒体等で取材、執筆活動を行なっている。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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