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福井県がAvePoint Japanのツールを導入 セキュリティ課題を克服しTeamsの外部開放を実現

 AvePoint Japanは、「AvePoint Cloud Governance」「AvePoint Policies & Insight」が福井県に導入されたと発表した。

 同製品の導入を通じて、福井県が推進する「政策オープンイノベーション」で活用されているMicrosoft Teamsの安全な外部開放を実現し、県民ユーザーの参加チームが増大したことで、新しいアイデアや事例の創出が促進されているという。

 福井県は、2020年に政策オープンイノベーションを開始し、県民が主役の県政を実現するために、5,000人以上の県民が参加する「福井県長期ビジョン」を策定。この取り組みを加速するため、2019年からMicrosoft Teamsを導入し、庁内外のコミュニケーションを活性化させてきたとしている。

 Microsoft Teamsの外部開放により、官民の活発なコミュニケーションが促進される一方で、いくつかの課題に直面したという。まず、安全にTeamsを外部開放するためには、ゲストユーザーを招待できるチームの設定を適切に管理する必要があり、この作業には、担当職員の負担増加や設定ミスによる情報漏洩リスクの増加が懸念されたこと。また、ゲストユーザーを招待する際には、適切な権限付与や無断でのゲスト追加を防止する仕組みが必要だったこと。加えて、招待したチーム以外の情報を閲覧不可にすることや、ゴーストゲストユーザー(既に使われていないのにゲスト登録が残っているユーザー)やシャドーユーザー(チームメンバーではないのにチーム内ファイルへのアクセス権を持つユーザー)の監視も不可欠だったという。

 このような課題を解決するため、Cloud GovernanceとPolicies & Insightsが導入され、ゲストユーザーの管理、情報共有のセキュリティ強化が実現したことで、県民や市町、民間事業者との安全なコミュニケーションが可能になったとしている。

 福井県では今後、活動実態のないチームの棚卸しを行うなど、さらに効率的なTeams管理を目指しているほか、県庁全体のネットワーク構成をクラウドサービスへ移行する計画もあるため、ゼロトラスト化やクラウドバックアップなど、新たなセキュリティ対策が必要になるとしている。

 福井県とAvePointは今後も連携し、これらの課題に対応しDXを推進していく予定だと述べている。

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