日立システムズは、生成AIを活用し、顧客のビジネス変革をともに推進するパートナーを目指すと発表した。
同取り組みは、4月に新設した「ビジネスイノベーション統括本部」が中心となり推進。「生成AI活用ビジネス推進」「社内デジタルトランスフォーメーション」「ナレッジマネジメント」の3機能を連携させ、顧客のビジネスイノベーションを協創するとしている。機能の詳細は以下のとおり。
- 生成AIビジネス活用推進:セールス・伴走支援、顧客ニーズ把握、サービス開発
- 社内デジタルトランスフォーメーション:DX戦略・業務改革構想策定、ユースケース創出、ガイドライン整備
- ナレッジマネジメント:ノウハウ蓄積、人材育成、日立グループ連携
3機能に加え、フロント部門やバックオフィス部門と連携することで、マーケット視点に立ったビジネスイノベーションを協創。顧客の経営戦略・マーケットを踏まえたビジネスイノベーションの推進、既存の各業種向けサービス・パッケージと生成AIを組み合わせた業種ごとの固有課題の解決、保守サービス・マネジメントサービスなど既存サービスの高度化、開発期間の短縮・品質の向上などを予定しているという。
【関連記事】
・日立システムズ、「SHIELD」を強化 セキュリティ業務を分類・対応をプロセスとして整理
・日立システムズ、ドローンとAI活用で森林調査工数を約5分の1に削減、2024年度中に新サービス提供へ
・日立システムズ、「License Guard」のクラウド版提供を開始 24時間体制で監視可能に