日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は、宮崎銀行と融資稟議書作成アプリケーションを共同開発し、2024年4月から一部店舗で本番利用を開始した。
同アプリケーションは、日本IBMが宮崎銀行用に新たに構築したクラウド基盤上で、MicrosoftのAzure OpenAI Serviceと連携するよう構築されている。日本IBMの生成AIアセットを活用することで、一から設計する手間と費用を抑え、約2ヵ月で開発したという。
宮崎銀行は、同アプリケーションを一部店舗で運用開始しており、これまで行員が手作業で行っていた融資稟議書作成にかかる作業時間を95%削減したとしている。
今後、宮崎銀行は、全店での運用開始に向け、同アプリケーションの精度向上とサブシステムからのデータ連携を進めていくとしている。
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