SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

AWSジャパン、「ITXパッケージ」に公共セクター向けを追加 特有の調達プロセスに考慮した構成に

 2024年7月5日、アマゾン ウェブ サービス ジャパン(以下、AWSジャパン)は、「ITトランスフォーメーション(ITX)パッケージ」にかかわる記者説明会を開催した。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン 執行役員 パブリックセクター技術統括本部長 瀧澤与一氏
アマゾン ウェブ サービス ジャパン 執行役員 パブリックセクター技術統括本部長 瀧澤与一氏

 ITXパッケージは、「ITX for Cloud First」を軸としたクラウド移行をトータル支援するためのプログラム。今回の発表会では、AWS Summit Japan 2024でも触れられたプログラムアップデートに加えて、公共セクター向けの「ITX for PS」の追加に言及された。

[画像クリックで拡大]

 「ITX for Cloud Native」では、下図のように評価・準備段階におけるプログラムを追加。DPMODA(Data Platform Modernization Assessment)では、どのように現行データ基盤を刷新していくかを検討できるようになり、その上でInnovation EBA(Experience Based Acceleration)としてAI/MLモデルまたは生成AIのユースケース開発・実行を約6週間でサポートするという。

[画像クリックで拡大]

 また、「ITX for MCP Partner」では、各パートナー企業が持っている知見をより活かすために連携強化を図るとして、SCSK以外に新しく数社が名前を連ねた。

[画像クリックで拡大]

 AWSジャパン 執行役員 パブリックセクター技術統括本部長 瀧澤与一氏は「デジタル庁の発足からGIGAスクール構想の環境整備の完了、クラウド利用に関する政府の基本方針が出されるなど、デジタル化が進んでいる。一方、クラウド移行にあたり『モダン化をどう進めればよいか』など、課題も見受けられる」として、ITXパッケージに公共向けの「ITX for PS」を新しく追加したことを発表した。

[画像クリックで拡大]

 システム構築に着手する前年度からアセスメントや移行計画の策定などを行うが、公共セクター特有の調達プロセスなどに対応できるように設計されているという。たとえば、アセスメントプログラムにおいては下図のようにコスト削減目標を策定でき、透明性のある結果を提示可能だと瀧澤氏。特にコスト削減の余地がどれくらいあるのか、コスト最適化に向けた具体的なロードマップを描けるとした。加えて、モダナイズを進めるにあたってイメージを膨らませるためにモダンアプリプロトタイピング支援、モダン化体験型ワークショップなども実施しているという。

[画像クリックで拡大]

 「AWSジャパンには公共セクターの専門知識をもった社員がいるだけでなく、設計用テンプレート、各種ガイドラインに対応するためのアセットをもっている。加えて、これまで省庁の中でのCCoE立ち上げ支援を行った経験などから、トレーニングプログラムも提供できる」と瀧澤氏。ITX for PSにおいても、DPMODAによるデータ活用支援、生成AIのユースケース活用なども実施するとのことだ。

[画像クリックで拡大]

 「お客さまのクラウド移行を成功させるためにはパートナーとの協力が大切だと考えている。クラウド移行への期待を耳にする機会も増えており、このプログラムがあるとクラウド移行が加速するという声もいただいているため、(ITX for PSの提供を含めて)より良い世の中になるよう貢献していきたい」(瀧澤氏)

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
この記事の著者

岡本 拓也(編集部)(オカモト タクヤ)

1993年福岡県生まれ。京都外国語大学イタリア語学科卒業。ニュースサイトの編集、システム開発、ライターなどを経験し、2020年株式会社翔泳社に入社。ITリーダー向け専門メディア『EnterpriseZine』の編集・企画・運営に携わる。2023年4月、EnterpriseZine編集長就任。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/19994 2024/07/05 13:23

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング