Sansanは2024年8月7日、契約データベース「Contract One(コントラクトワン)」において、新機能「企業別契約ツリー」の提供を開始したと発表した。
企業別契約ツリーは、企業ごとに契約を一覧化できる機能。営業DXサービス「Sansan」で培ったデータ統合技術を活用することで、過去に社名変更があった場合でも同一企業として認識・統合できるため、過去契約を含め網羅的に取引履歴を確認できるという。
また、既に実装されている「契約ツリー」機能を活用し、「基本契約」を親契約、「個別契約書」や「秘密保持契約書」などを子契約として自動で判別してひも付け、関連性を整理した状態で表示するとのことだ。これにより、長年取引がある企業で大量の過去契約が存在する場合でも、企業間の取引履歴を容易に把握できるとしている。
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