シルバーエッグ・テクノロジーは、AI搭載レコメンドエンジン「アイジェント・レコメンダー」の機能強化オプション「V-レコ」を発表し、9月11日より提供を開始した。
V-レコは、企業のもつ商品画像データを、インターネットから収集・学習した情報をもとに解析し、サイト上でユーザーにレコメンドする機能。従来のレコメンドエンジンの課題であったコールドスタート問題を緩和し、新商品やロングテール商品のレコメンドがより効果的に行えるという。
V-レコの解析は、インターネットから集めた多様な画像と関連するテキストからなる大規模言語モデル(LLM)を用い、画像の分析を行う。この手法は、従来の画像認識型レコメンドエンジンと異なり、単に画像の色や形の似ているものを推奨するだけでなく、その画像がもつ意味や概念を理解し、似た商品をレコメンドできるという。また、新しい商品に対しても、事前学習された知識を活用し、類似商品をレコメンドすることが可能だとしている。
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