「M-Trends 2024」で示された“脆弱性攻撃”の台頭──検知能力は改善も、依然として外部依存
『M-Trends 2024 Special Report』から見る、脅威の進化と脆弱性への対策
サイバーセキュリティの世界は日々進化を続けており、攻撃者と防御者の攻防は激しさを増すばかりです。この状況下で、最新の脅威動向を把握し、適切な対策を講じることは組織のセキュリティ担当者にとって“不可欠な任務”と言えるでしょう。著者が所属するMandiantでは、脅威動向を包括的に分析した『M-Trends』レポートを毎年発表しており、世界中のセキュリティコミュニティに貴重なインサイトを提供しています。そこで本稿では、『M-Trends 2024 Special Report』の主な内容を紹介し、現代のサイバーセキュリティ環境が直面する課題、それに対する効果的な対策について考察します。
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Alex Shim(アレックス・シム)
Google Cloud Security では、Mandiant のコンサルティングリーダーとして、日本および韓国のコンサルティング サービス事業を統括しています。サイバー セキュリティの専門家として、民間部門と公共部門で 20 年以上の経験を持つシムは、ネットワーク、オペレーティング システム、...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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