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Security Online Day 2024 秋の陣レポート(AD)

2年で従業員数5倍の企業が直面した課題 「無尽蔵なリソースは必要ない」堅牢なクラウドセキュリティとは

コンテナ環境を強固に Sysdigが実現する「マルチステップ会話形式」の新たなセキュリティ対策

「無尽蔵のリソースでは解決しない」堅牢なクラウドセキュリティ実現までの道程

 ゴールを定義した後、同社は「Sysdig」のPoCを1ヵ月間実施し、導入を決定した。Sysdigは、Kubernetesなどのコンテナ環境に強みを持つセキュリティプラットフォーム。リアルタイムにクラウド環境の脅威を検知し、AIを活用して対策を講じることができるという。

導入時は、Sysdigのサポートを受けながら進めた[画像クリックで拡大]

 「Sysdig導入後、さっそく社内では複数の変化が生まれ、セキュリティへの効果を感じました」と勝丸氏。最初に成果を得られたのは、アカウントの棚卸しだという。同社では、複数のAWSアカウントやGoogle Cloudアカウントを運用しているが、「Sysdigが複数のアカウントを横断的に分析し、未使用のアカウントを提案してくれました」と勝丸氏は語る。具体的には、他部署から要求されながらも本番運用には至らなかったアカウントや、過剰に付与されていたアカウントを発見し、一斉に整理できたとのことだ。

 加えて、同社ではセキュリティ検知できる範囲の拡大を目指し、インターネットフェイシングではない内部サーバが攻撃の踏み台とならないよう、脅威検知システムを導入。検知時にはアラートが発生するようにした。コンテナのセキュリティに関しては、「従来以上に安心感を持つことができました。今後は、Sysdigエージェントによるコンテナの不正挙動検知と停止機能の導入を検討したいです」とセキュリティの向上に期待を寄せた。

 また、開発チームでは、朝会でSysdigの情報を確認する習慣が身につき、コミュニケーションが活性化。Sysdigを開発チームとのハブとして活用することで、現状の問題点を共有しつつ、優先度の高い課題に集中して対応できる体制を整えられた。今後は、経営陣の投資判断にもSysdigの情報を活用したいと、勝丸氏は展望を明かす。

 「セキュリティ領域は、無尽蔵のリソースが必要なものだと考えられがちですが、必ずしもそういうわけではないと思います。今後も経営陣に対して人員や予算は要求していきますが、Sysdigによって現状を可視化し、具体的なロードマップを提示することで、アカウンタビリティと実効性を意識していきたいです」(勝丸氏)

次のページ
クラウド攻撃の高速化に対応する、「555ベンチマーク」とは

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この記事の著者

森 英信(モリ ヒデノブ)

就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務とWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業した。編集プロダクション業務では、日本語と英語でのテック関連事例や海外スタートアップのインタビュー、イベントレポートなどの企画・取材・執筆・...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:Sysdig Japan合同会社

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