デロイト トーマツ サイバーは、情報セキュリティの専門企業であるストーンビートセキュリティの全株式を取得し、2024年11月1日付で同社を完全子会社化した。
2015年に設立されたストーンビートセキュリティは、緊急対応支援やインシデント発生原因、および情報流出の有無を調査するデジタルフォレンジックなど、インシデントレスポンスにおける経験を有する企業。加えて、ペネトレーションテスト、セキュリティ調査・分析、セキュリティコンサルティング、セキュリティ教育などのサービスを、官公庁から大手企業までに提供しているという。
今回の子会社化を契機に、デロイト トーマツ サイバーにおける顧客支援体制を強化。特に、増加するサイバーインシデントの対応においては、サイバーインテリジェンスにおけるデロイト トーマツ サイバーの知見・機能と、デジタルフォレンジックにおけるストーンビートセキュリティの技術力を活かし、インシデントレスポンスのサービスを強化するとしている。
また、両社の知見および教育コンテンツの共有により、社内人材を育成するとともに、「デロイト トーマツ サイバーアカデミー」のサービスを充実させるとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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