1896年にアムステルダムで設立され、オフィス家具やワークスペースソリューションを展開するRoyal Ahrendは、IFSの「IFS Cloud」を採用した。
IFS Cloudは、19ヵ国と5つの異なる生産拠点に展開され、Ahrendのグローバルオペレーションが長期的な成長を推進し、ESG目標の達成することを支援するとしている。
Royal Ahrendは近年、いくつかの戦略的買収を含む著しい成長を遂げているものの、現在複数のシステムで運用されており、次のフェーズをサポートするための統一プラットフォームが必要になったという。同社は、戦略的意思決定を推進し、柔軟性を高め、顧客中心の業務を改善するためにIFS Cloudを選択したとのことだ。
IFS Cloudを導入することで、Royal Ahrendは生産プロセスとサプライチェーン業務をリアルタイムで管理するために必要な、堅牢な一元化されたプラットフォームを利用できるようになり、変化するお客様の要求により迅速に対応できるようになるとしている。
また、同ソリューションによって実現される拡張性により、Royal Ahrendは家具のサービス提供や再製造などの新しいビジネスモデルを展開し、持続可能性への取り組みを加速できると述べている。
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