NetAppは、組織におけるブロックワークロードの統合と高速化を目的とした「NetApp ASA Aシリーズ システム」を含む、「エンタープライズ ストレージ製品ポートフォリオ」のアップデートを発表した。
新しい高性能ストレージNetApp ASA A20、A30、A50システムは、データベースや仮想マシンなどのミッションクリティカルなアプリケーション向けに、ブロックストレージを提供するという。これらは、リモートオフィスや支社などの小規模な環境にも適しているとのことだ。また、FlexPodのコンバージドインフラストラクチャでも利用可能だとしている。製品の特徴は次のとおり。
- シンプル:NetApp ASA システムは、ワンクリックでデータ保護が可能な直感的なストレージを提供し、運用の最新化をサポート。NASやSANを含むストレージ環境全体で共通の管理ワークフローを活用できるため、シンプルさを維持しながら将来的なスケールアップも容易に行えるという
- パワフル:一貫したパフォーマンスを提供するストレージアーキテクチャにより、スピーディかつ柔軟な運用が可能。小規模な構成からペタバイト規模まで拡張でき、99.9%のデータ可用性保証とランサムウェアリカバリ保証により、ビジネス継続性を確保しながら運用リスクを低減し、安心して利用できるとしている
- リーズナブル:競合製品と比較して初期コストを30〜50%削減できるだけでなく、最大97%の消費電力削減と運用コストの低減により、オールフラッシュASAへの移行時に優れた投資対効果を実現
さらに同社は、企業の運用リスクをさらに低減するために、新たにランサムウェア検出プログラムを開始すると発表。万が一特定のランサムウェア攻撃が検知されなかった場合でも、同プログラムにより初期費用無料でNetAppプロフェッショナル サービスによる復旧支援を受けられるとしている。
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