SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Security Online Day 2025 春の陣

2025年3月18日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

川崎市・富士通ら4者、スマホアプリでCO2削減量を可視化する実証実験を開始 環境省のDBを活用

 富士通、ANA X、東芝データ、神奈川県川崎市の4者は、脱炭素社会の実現に向けて、スマホアプリケーションの活用によりCO2削減量を可視化する実証実験を、2月27日より開始すると発表した。

 同実証実験では、環境省と有志の企業が新たに策定した市民の環境行動によるCO2削減量のデータベースに基づいて、川崎市の居住者と在勤者を対象に、自身の環境行動により削減されたCO2排出量の可視化およびフィードバックを実施。4者は同実証実験により、これまで顕在化していなかった市民の環境行動を定量的に評価することで、市民一人ひとりの環境意識の向上を促進し、脱炭素社会の実現に寄与することを目指すと述べている。

実証実験の概要

  1. 実証期間:2025年2月27日~3月28日
  2. 対象者:川崎市の居住者と在勤者
  3. 実施内容:同実証実験の参加者は、各社が提供するスマホアプリケーションを1つ以上事前に取得し、年齢や居住地区などの情報を登録。参加者が各アプリケーションの利用を通じて記録した移動、購買、環境行動のデータは、富士通が構築した環境行動データプラットフォームに蓄積し、同データベースに基づいてCO2削減量として換算、可視化される。これにより参加者は、富士通が開発したWebアプリケーション「Eco Potential(エコポテンシャル)」から、自身の環境に配慮した行動によるCO2削減量を確認できる。複数のアプリケーションで取得されるデータを1つのアプリケーションに連携させることで、参加者自身が努力した行動が効率的かつわかりやすい形でフィードバックされるため、個人の継続した環境行動への意識向上が期待できる。同実証実験では、これらの仕組みにより創出されるCO2削減量の社会的価値や同データベースの社会実装に必要な要素について検証する
  4. 各者の役割:
    • 富士通:
      • 環境行動データプラットフォームの構築、およびEco Potentialの開発
      • 実際の環境行動と連動し、川崎市を舞台にした街づくりを進められるアプリケーション「Green Carb0n Club(グリーンカーボンクラブ)」の提供、および環境行動データのEco Potentialへの連携
    • ANA X:
      • 徒歩、自転車、自動車、電車、飛行機などの日常からの移動によりポイントやANAのマイルなどが貯まるモバイルアプリケーションサービス「ANA Pocket」の提供、および移動データのEco Potentialへの連携
    • 東芝データ:
      • 会計時に通常は紙で提供される購入商品の明細レシートを電子化できる東芝テックの電子レシートサービス「スマートレシート」のデータ提供、および購買データのEco Potentialへの連携
    • 川崎市:
      • 市民の行動変容へつながるよう同実証実験への助言
      • 実証フィールドの提供・調整
      • 取り組みの周知広報
同実証実験のイメージ図[画像クリックで拡大]

同実証実験のイメージ図

[画像クリックで拡大]

【関連記事】
トラストバンクとRecursive、「ふるさとチョイス」にAI機能搭載へ 地域創生推進で協業
J.フロント リテイリング、ネットゼロに向け、NTTデータのGHG排出量可視化プラットフォームを採用
横浜国立大学と富士通、「富岳」用いた“世界初”の竜巻予測気象シミュレーション技術を開発

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/21507 2025/02/25 18:13

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング