eシールとeIDAS規則を巡るグローバル最新動向
そもそもeシールとは、欧州における「eIDAS(electronic Identification and Authentication Service)規則」において、“電子データの発行元組織”を示すための電子署名など、データの起源と完全性を保証するために電子データに付された、または論理的に関係する電子形式のデータと定義されている。
またeIDASは、EU規則 No 910/2014に基づくものであり、電子取引における確実性を担保し、“経済活動の効率化”を推進するために発効されるトラストサービスについて、包括的に規定されているものだ。さらに同規則は、EU加盟国間での電子取引を安全かつ効率的に行うための法的枠組みだけでなく、電子取引において紙文書と同等の法的効力を与える「電子識別(eID)」「電子署名」「タイムスタンプ」「eシール」など、認証に関する規格を規定している。

Webサイト認証 | Webサイトやサーバーの運営・管理主体を確認して発行される「SSL/TLS サーバー証明書」によって示すもの |
電子署名 | 電磁的に記録された情報(電子データ)について、本人より作成されたことを示すもの |
eシール | 電子データの起源と完全性を保証し、電子文書などが法人によって発行されたことを示すもの |
タイムスタンプ | 電子データがある時刻に存在していたこと、その時刻以降に改ざんされていないことを証明するもの |
eデリバリー | 送受信者の識別と送受信データの完全性、送受信日時の正確性を保証するもの |