Googleは、大手クラウドセキュリティのWizを買収する最終合意に署名した。クロージング調整の条件付きで、320億米ドルの全額現金取引となる。買収完了後、WizはGoogle Cloudに入るとしている。
両社の統合により、以下を実現するとのことだ。
- AI時代において、あらゆる業界と規模の顧客向けにエンドツーエンドのセキュリティプラットフォームを提供し、セキュリティの設計、運用、自動化を改善
- 自動化されたセキュリティプラットフォームの提供により、サイバーセキュリティチームの規模を拡張
- セキュリティ対策の実装と管理コストを削減
- AI技術の進展に伴う新たな脅威から組織を保護し、セキュリティ侵害を防止するとともに、インシデント発生時により効率的に対応できるよう支援
- マルチクラウドセキュリティの採用を促進し、顧客のマルチクラウド活用能力を強化することで、クラウドコンピューティングのイノベーションと採用を加速
なお、Wizの製品は、引き続きAmazon Web Services、Microsoft Azure、Oracle Cloud プラットフォームを含むすべての主要クラウド全体で機能し、利用可能だという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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