SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

政治学者 丹羽文生の永田町一刀両断!!

囁かれる鳩山内閣「5月退陣説」

「ポスト鳩山」に田中真紀子が急浮上

今、永田町で叫ばれているのが鳩山由紀夫内閣の「5月退陣説」だ。自身の偽装献金事件や幹事長の小沢一郎による「陸山会」土地購入事件をきっかけに支持率が急落。仮に普天間基地移設の結論が出せなかったら、一気に「鳩山降ろし」の風が吹くであろう。

「ポスト鳩山」の条件

 今、永田町で叫ばれているのが鳩山由紀夫内閣の「5月退陣説」だ。自身の偽装献金事件や幹事長の小沢一郎による「陸山会」土地購入事件をきっかけに支持率が急落。仮に普天間基地移設の結論が出せなかったら、一気に「鳩山降ろし」の風が吹くであろう。

 すでに「ポスト鳩山」を睨んだ動きも加速しており、今のところレースの先頭を走るのは財務大臣の菅直人で、次いで総務大臣の原口一博が後を追う展開だ。

 そんな中、にわかに浮上しているのが元外務大臣の田中眞紀子である。仮に眞紀子が首相となれば、日本初の女性宰相の誕生となる。

ポスト鳩山に田中眞紀子が急浮上。日本初の女性宰相となるか?
出典:民主党ホームページ
ポスト鳩山に田中眞紀子が急浮上。日本初の女性宰相となるか?

 眞紀子は、元首相の角栄の長女で、自民党時代の2001年4月の総裁選では、小泉純一郎の応援を買って出て、二人三脚で「小泉旋風」を巻き起こし小泉内閣で外務大臣に起用された。ところが、就任直後から外務省の事務方とのバトルが絶えず、やがて日本外交が機能不全に陥り、わずか9ヵ月で更迭されている。

 2002年8月には自らの秘書給与流用疑惑が浮上し議員辞職に追い込まれ、その後、2003年11月の衆院選に無所属で出馬して復帰し、前回の衆院選直前に夫で参院議員の直紀と、夫婦揃って民主党入りした。

 今の民主党で「ポスト鳩山」を狙うには小沢から寵愛されることが重要だ。しかし、昨年12月には、小沢が角栄の17回忌法要に出席して、眞紀子の案内で角栄の墓前に立ち手を合わせおり、永田町ではすでに小沢の「お墨付き」を得たと声も囁かれている。

次のページ
「この若僧!はっきりしろ」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
政治学者 丹羽文生の永田町一刀両断!!連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

丹羽 文生(ニワ フミオ)

1979年、石川県生まれ。衆議院議員秘書、作新学院大学総合政策研究所研究員等を経て、拓殖大学海外事情研究所助教。この間、東北福祉大学非常勤講師等を歴任。専門は政治学。著書に『保守合同の政治学』(共著、青山社)等多数。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/2216 2010/04/16 07:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング