サイバー攻撃、選挙介入……廣瀬陽子氏が語る、ウクライナ戦争におけるハイブリッド戦争の新たな展開
「サイバー防衛シンポジウム熱海 2025」レポート Vol.1

ロシアによるウクライナ侵攻が始まって約3年が経過した。その中で注目されるのが、同国が展開する「ハイブリッド戦争」だ。軍事だけでなく、政治や経済など様々な面で世界情勢に大きな影響を及ぼすハイブリッド戦争では、サイバー攻撃も大きな役割を果たしている。2025年6月21日~22日に静岡県熱海市で開催された「サイバー防衛シンポジウム熱海2025」で、慶応義塾大学の廣瀬陽子 教授が登壇し、その最新動向を語った。同氏は、コーカサス地方を中心とした旧ソ連継承国の地域研究にて著名な研究者の一人であり、国家安全保障局顧問などの政府委員を歴任する。ハイブリッド戦争の舞台は戦場だけではない。本稿を読むうちに、心当たりのある出来事が思い浮かんでくるのではないだろうか。
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名須川 竜太(ナスカワ リュウタ)
編集者・ライター
編集プロダクションを経て、1997年にIDGジャパン入社。Java開発専門誌「月刊JavaWorld」の編集長を務めた後、2005年に「ITアーキテクト」を創刊。システム開発の上流工程やアーキテクチャ設計を担う技術者への情報提供に努める。2009年に「CIO Magazine」編集長に就...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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