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社内申請・稟議システム導入前の想定コスト、約8割が「想定を上回った」──サイオステクノロジー調査

 サイオステクノロジーは、社内申請・稟議システムを導入している企業(従業員数100名以上)の社内申請・稟議システムの運用責任者および担当者を対象に、社内申請・稟議システム運用における「隠れコスト」に関する調査を実施した。

社内申請・稟議システムの導入直後の運用・管理工数は、約8割が「事前想定より多い」と回答

 社内申請・稟議システムの導入直後(運用開始から6ヵ月以内)の運用・管理工数は、事前想定と比べてどう感じたか質問したところ、「大幅に多い」が19.8%、「少し多い」が61.3%と、合計81.1%が事前想定より多いと回答したという。

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社内申請・稟議システムの導入前に想定していたコスト、約8割が「想定を上回った」と回答

 社内申請・稟議システムの導入前に想定していたコスト(ライセンス料・保守費用・外部委託費などの金銭的コスト)は、実際とどのように異なったか聞くと、「想定を大幅に上回った」が14.4%、「想定をやや上回った」が61.3%と、約8割が想定を上回ったとしている。

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導入直後、社内申請・稟議システムに関する月平均の問い合わせ件数は、「月11~20件」が最多

 導入直後(運用開始から6ヵ月以内)に、社内申請・稟議システムに関する問い合わせは月平均でどの程度発生していたか聞いたところ、「月11~20件」が35.2%と最も多く、「月6~10件」が30.6%、「月31件以上」が16.2%という順になったという。

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社内申請・稟議システム導入直後の運用業務の負担は、月平均「月5~10時間」

 導入直後(運用開始から6ヵ月以内)は、社内申請・稟議システムの運用業務に月平均でどの程度の時間を費やしていたか質問したところ、「月5~10時間」が43.3%で最多となり、次いで「月11~20時間」が28.8%、「月31時間以上」が10.8%と続く。

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導入直後に最も頻繁に発生した運用課題、1位は「システム設定や運用の複雑さ」

 社内申請・稟議システムの導入直後(運用開始から6ヵ月以内)に、最も頻繁に発生した運用課題を聞いたところ、「システム設定や運用の複雑さ」が56.8%、「システムの更新・保守管理」が37.8%、「社内教育・トレーニングの負担」が28.8%という順になったとした。

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運用課題の発生理由、「設定変更の手順がわかりにくいから」が最多

 前問で「特に課題はない」「わからない/答えられない」以外を回答した人に、運用課題が発生した理由を聞くと、「設定変更の手順がわかりにくいから」が49.1%で最も多く、次いで「マニュアルや資料が不十分だから」が40.7%、「同じような問い合わせが繰り返し発生するから」が34.3%と続いた。

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 加えて、運用課題が発生した理由を自由記述式のコメントで聞いたところ、「社員のシステム理解度が低いから」「問い合わせが増えた」という声が寄せられたとのことだ。

約9割が、社内申請・稟議システムの導入・運用後に「業務効率が改善した」と実感

 社内申請・稟議システムの導入・運用後、どの程度、業務効率が改善したか質問したところ、「大幅に改善した」が11.7%、「少し改善した」が76.6%と、あわせて約9割が改善を実感していることがわかったという。

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社内申請・稟議システムの運用負荷軽減による運用担当者のメリット、「残業時間の削減」が最多

 社内申請・稟議システムの運用負荷が軽減された場合の、自身(運用担当者)にとってのメリットを聞いたところ、「残業時間の削減」が64.9%、「スキルアップのための時間確保」が40.5%、「他の重要プロジェクトへの時間配分」が27.9%という回答になったとした。

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社内申請・稟議システムの運用負荷軽減による会社全体への効果、半数以上が「業務処理時間の短縮」と回答

 社内申請・稟議システムの運用負荷が軽減された場合、会社全体にもたらされる効果を質問したところ、「業務処理時間の短縮」が51.4%、「承認・決裁スピードの向上」が43.2%、「従業員の残業時間削減」が37.8%と続いたという。

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調査概要
  • 調査名称:社内申請・稟議システム運用における「隠れコスト」に関する調査
  • 調査対象:社内申請・稟議システムを導入している企業(従業員数100名以上)の社内申請・稟議システムの運用責任者および担当者111名
  • 調査期間:2025年8月7〜8日
  • 調査機関:同社調査
  • 調査委託先:IDEATECH
  • 調査方法:オンラインアンケート
  • 出典元:グルージェントフロー(Gluegent Flow)

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