SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

Events & Seminars

サーバー仮想化だけでは不十分!ネットワークの仮想化統合でジュニパー、IBM、VMware等が講演


仮想化によりネットワーク構造をシンプルかつスケーラブルに:ジュニパー

 セミナー最初の講演は、「イノベーション型データセンターの創り方」と題してジュニパーネットワークス サービスプロバイダ・マーケティング マネージャ 佐宗大介氏によって行われた。

ジュニパーネットワークス
サービスプロバイダ・マーケティング マネージャ
佐宗大介氏
ジュニパーネットワークス サービスプロバイダ・マーケティング マネージャ 佐宗大介氏

 ジュニパーでは、WANエッジから各サーバーへのL2スイッチによるアクセスラインまでの階層を、バーチャルシャーシによって3つの層までシンプルにするソリューションを提供しており、実際に、東京証券取引所の事例概要などを紹介した。

 その3つの層とは、MPLS/VPLSに対応したWANエッジルータの層、10GEのスイッチ製品で構成されるデータセンターコアレイヤ、そして多数のL2スイッチとそれらを集約するレイヤをまとめるバーチャルシャーシレイヤとなっている。紹介された事例では、シンプルなレイヤ構造と高速スイッチなどによりレイテンシを1/3に低減させ、その分処理トラフィックを増大させることができたという。

ブレード内スイッチを仮想化し、構成管理を柔軟にする:ブレード・ネットワークス

 続いてブレード・ネットワークスの講演で登壇したのは、同社の代表取締役 太田安信氏だ。「次世代データセンター・ネットワークとネットワーク仮想化技術の動向」として、とくにブレードシステム向けの内蔵型スイッチ製品と技術についての解説を行った。  

ブレード・ネットワークス 代表取締役 太田安信氏
ブレード・ネットワークス 代表取締役 太田安信氏

 スイッチ製品という部分では、ジュニパーの製品と競合する面もあるが、ブレード内蔵型スイッチは、データセンターのネットワーク仮想化統合においてレイヤがアクセスラインに特化できるので、協調可能なソリューションであるとした。その上で、同社のVMreadyは、VMwareのvCenterとも統合可能であり、NIC(ネットワークカード)の仮想化(vNIC)は、VMの動的な移動にも追従したネットワーク構成の管理が可能であると述べた。

次のページ
大量メモリスロットとSSDによりボトルネックを解消:IBM

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
Events & Seminars連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

中尾 真二(ナカオ シンジ)

フリーランスのライター、エディター。
アスキーの書籍編集から始り、翻訳や執筆、取材などを紙、ウェブを問わずこなす。IT系が多いが、たまに自動車関連の媒体で執筆することもある。インターネット(とは言わなかったが)はUUCPのころから使っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/2310 2010/05/07 12:55

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング