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Amazonはなぜ「AWS Kiro」を標準IDEに指定したのか? AIドリブン開発の最新事情を聞く

 AIユースケースの中でも、ソフトウェア開発の分野が熱い。2025年はじめにバイブコーディングが注目されて以降も、エージェンティックAIの貢献できる領域が拡大を続けている。2025年11月に一般提供が開始されたAWS Kiroを中心に、AWS(Amazon Web Services)がこの分野で掲げる戦略を、同社日本法人の執行役員パブリックセクター技術統括本部長 瀧澤与一氏に聞いた。

なぜ「AWS Kiro」が開発されたのか

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 執行役員パブリックセクター技術統括本部長 瀧澤与一氏
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 執行役員パブリックセクター技術統括本部長 瀧澤与一氏

 「プロトタイプからプロダクションまで」を掲げ、2025年11月にAgentic IDE(統合開発環境)として一般提供が開始された「AWS Kiro」。Amazon/AWS自身も、このKiroを標準開発環境と定め活用を進めている。また、これまでのAIドリブン活用の成果を反映させ、ブラッシュアップも継続中だ。

 ソフトウェア開発におけるAIの適用は、非常に進化のスピードが速い。AWSは、ChatGPTの登場以前から開発にAIを利用してきた。たとえば、コードを途中まで書くと次に続くコードを予測する「オートコンプリート(開発の自動補完)」で、既にかなりの効率化が可能だった。それを踏まえても、生成AIの登場はAIドリブン開発の大きな転換点となった。プロンプトに「〇〇ができるアプリケーションを作って」と指示するだけでソースコードを書かせることができ、アプリケーション開発を加速させられる。

 そして、2025年に台頭してきたのがエージェンティックAIである。人間も関与はするものの、複雑なソフトウェア開発プロセスを最初から最後までエージェントが完了できる自律性を得たことが、これまでとの大きな違いである。

 Amazon/AWSは、ソフトウェア開発においてAIを使う中で、エージェントに求める自律性の水準がわかってきたという。「これをやっておいて」と頼むと、それなりに完成度が高い成果物をアプトプットし、「これでいいですか?」と言ってくるような状態が人間にとっては望ましい。ここでのポイントは、人間とエージェントのコミュニケーションが“適量”であることだ。若手社員から何でもかんでも確認されるのと同様に、エージェントからの確認頻度が多すぎるとマネージャー自身の仕事が滞ってしまう。だからこそ、複雑な依頼に対しても、タスクを分解し、順序を考えて実行する自律性がどれだけあるかが問われる。

 便利なようで、実際にやろうとするとAI開発は難しい。瀧澤与一氏(アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 執行役員パブリックセクター技術統括本部長)は、3つの課題を挙げた。

 1つ目は「適用範囲をスケールさせる」こと。エンジニア1人が使う分には問題なくても、規模の大きなタスクの場合、全体の整合性を維持しながら品質の高い成果物を作れるのか。2つ目は「コントロールが難しい」こと。エージェントの自律性が十分でない場合、コラボレーションコストが増大する。そして3つ目は、「品質」の問題だ。複雑なタスクを実行できるほどの自律性が担保できたとして、エージェントが出力したコードの品質がデプロイできる水準か……。Kiroはこれらの問題を克服するために開発された。

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設計仕様とコードを分離、整合性を維持した開発が可能に

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冨永 裕子(トミナガ ユウコ)

 IT調査会社(ITR、IDC Japan)で、エンタープライズIT分野におけるソフトウエアの調査プロジェクトを担当する。その傍らITコンサルタントとして、ユーザー企業を対象としたITマネジメント領域を中心としたコンサルティングプロジェクトを経験。現在はフリーランスのITアナリスト兼ITコンサルタン...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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