東京ガスは、スタッフ業務改革の一環として、「SAP Analytics Cloud」を用いた管理会計プラットフォーム「Athena(アテナ)」を構築。本稼働を開始した。SAPジャパンとPwCコンサルティングが支援した。
同プロジェクトでは、従来、多くの関係者が関与する手作業中心のプロセスや、複雑な表計算ソフトを介した部門間のデータ受け渡しにより生じていた非効率的な業務について、業務プロセスの抜本的な見直しを行い、SAP Analytics Cloudを基盤とした管理会計プラットフォームAthenaを構築することで、簡素化および整流化に取り組んできたとのこと。
また、先行導入されている会計基幹システム「NOAH(ノア)」とも連携しているという。NOAHは、既存の基幹システムのクラウド移行とモダナイゼーションを支援するRISE with SAPの取り組みを通じて導入されたもので、今回の連携により、予算・実績・見通しデータを一元的に管理し、経営データの分析業務や予測業務の高度化も実現しているとのことだ。
2025年12月に、Phase 1として都市ガス事業の予算編成に関わるシステムの本稼働を迎え、稼働後も安定した運用を継続しているという。東京ガスグループは、今後もAthenaの機能拡充を進め、Phase 2では、電力事業・ソリューション事業にも展開する予定だと述べている。将来的には、事業ポートフォリオマネジメントの最適化、ROIC(投下資本利益率)経営管理の高度化、および資本構成の最適化を志向するデータドリブン経営の実現にも段階的に取り組んでいく予定であり、PwCコンサルティングとSAPジャパンは引き続き、これらの取り組みを支援していくと述べている。
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