OutSystemsは2026年8月28日、銀行や金融サービス業向けの新しい個人向け融資エージェント型システム「Agentic Loan Applications」を発表した。同システムは、AIエージェント、顧客向けアプリケーション、決定論的ワークフローを単一の事前構築済みシステムとして統合し、金融機関がガバナンスを担保しながら業務効率向上を図ることを可能にする。
Agentic Loan Applicationsは既存の基幹システム上にレイヤーとして構築できるため、金融機関ごとの商品、ポリシー、運用要件に適応可能。AIエージェントは銀行のポリシーや依存関係を考慮しながら、融資審査や書類処理の業務を自動化・効率化し、与信判断の精度向上や迅速な対応を支援するという。人的監査やガバナンス、監査性も備え、厳格な規制対応が求められる現場にも適している。
主な機能としては、AIによる申請ガイド、文書の取り込み・検証、身元確認や制裁スクリーニング、既存のローンシステムとの連携がある。さらに、AIエージェントは複数指標で事前評価され、本番稼働前に精度や個人情報保護の観点からテストを実施。Amazon Bedrock経由で最適モデルを選定することにより、コストを最大82%削減しつつ精度を担保するという。
このシステムの活用によって、従来課題であった手作業の多さや煩雑な申請プロセスの効率化が期待できる。金融現場に必要な再現性や監査性を確保しつつ、顧客体験と業務プロセスの両立を実現する点が特徴である。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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