「NetApp Virtual Storage Console 2.0」は、ネットアップの顧客およびパートナー向けサポートサービス専用サイト「NOWサイト」より、無償でダウンロードできる。
この製品は、「VMware vSphere」で構築された仮想化環境の統合管理コンソール製品「VMware vCenter Server」のプラグインソフトウェアとして使用。最新のVMware vSphere 4.1に対応しており、vCenterの管理画面から、仮想サーバや仮想デスクトップ環境におけるストレージ管理作業を、ストレージ管理者のサポートがなくても容易に実施することができるという。
新製品では、従来はそれぞれ別の管理画面による操作が必要だった仮想化環境向けデータ管理自動化ソフトウェア「Snap Manager forVirtual Infrastructure」と、仮想デスクトップ環境向けの運用管理ソフトウェア「Rapid Cloning Utility」の機能を統合して利用可能にした。
これにより、「Snap Manager for Virtual Infrastructure」が提供するバックアップとリカバリの自動化機能、災害対策のためのディザスタリカバリ機能や、「Rapid Cloning Utility」が提供する仮想環境用の容量割り当てや既存環境のサイズ変更、バーチャルマシンの仮想クローンを作成するプロビジョニング機能など、ストレージのセットアップから運用に必要な機能の全てがVMwareのvCenterから一元的に操作可能になるとしている。
■製品の詳細
http://www.netapp.com/jp