今回発売されたのは、「UNIVERGE IP8800/Sシリーズ」のS3650-24T6XW、S3650-20S6XW、S3650-48T4XWの3モデル。同シリーズのボックス型スイッチとしては初めて、複数の異なるネットワークを仮想的に1台の装置に収容できる「ネットワーク・パーティション機能」を搭載した。これにより、1Uサイズのコンパクトな筐体でありながら、大規模なネットワークのコアスイッチやディストリビューションスイッチとして利用することができるという。
発表によると新製品の主な特徴は次の通り。
●「ネットワーク・パーティション機能」を搭載
部門や業務ごとに分けて構築されているネットワークを、仮想的に1台のスイッチに収容可能とする「ネットワーク・パーティション機能」を搭載。これにより、部門や業務ごとにスイッチを用意する必要がなくなり、スイッチの台数や回線数を大幅に集約し、コスト削減、省電力、省スペースを実現。
●ホットスワップ可能な冗長化電源ユニットを内蔵
ホットスワップに対応し、ネットワークを停止させずに電源の交換ができるため、企業のバックボーンや社会インフラを支えるネットワークといったミッションクリティカルな分野にも適用可能。
●耐環境性および省電力にも配慮
動作可能温度範囲が-10℃~50℃までと広く、空調が完備されていないような厳しい環境下でも設置可能。また、未使用ポートへの給電を制限する機能や、指定した日時に装置の電源をオン・オフするスリープ機能などを搭載し、省電力にも配慮。
■製品の詳細
http://www.nec.co.jp/ip88n/