NECと米IBMは、2010年11月のIBMによるネティーザ・コーポレーションの買収後も、NECとネティーザが合意したデータウェアハウス(DWH)・アプライアンスの共同開発契約を継続すると発表した。
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今回、共同開発契約の継続が確認されたことによって、NECは共同開発したDWH製品を全世界に向けて販売することになる。NECとネティーザは、2010年2月にDWH製品の共同開発を発表。その第1弾として、リアルタイムにビジネス情報の本質を捉えることを可能にする「InfoFrame DWH Appliance」の販売を4月に開始しており、四国コカ・コーラボトリングをはじめとし、6社への導入が決定していた。
NECブランドで共同開発したアプライアンスは、ネティーザのストリーミング・アーキテクチャ、および分析データベース・ソフトウェアと、NECのサーバおよびストレージ・プラットフォームとを組み合わせた製品。
NECのDWH製品のうち、ネティーザ・アーキテクチャのDWH製品については、日本だけでも25社を超えるトップ企業への導入が実現しているという。NECは、IBMと共同開発したアプライアンスによって、DWHビジネスのさらなる成長をめざすとしている。
■ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/1012/2201.html
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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