SAPジャパンは、去る2月15日、2011年の戦略に関する発表会を開催した。
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代表取締役社長兼CEOのギャレット・イルグ氏は、同社の今後について、「従来のコアビジネスである、ERP、BI、ミドルウェアの推進」「エコシステムの拡大」「新規市場への参入」の3つを挙げた。

2010年に発表された同社のインメモリ製品であるHANAについて、イルグ氏は「SAP史上最大のイノベーション」と胸を張る。インメモリ技術を活用したビジネス分析アプライアンスであるHANAを活用して、同社ではエンタープライズデータウェアハウス市場にも参入するという。
2010年時点におけるSAPのビジネスの柱は、ERP、BI、ミドルウェアの3つだったが、2011年は、これに加え、クラウド、モバイル、インメモリコンピューティングの分野を追加。これにより、同社では2015年までに売り上げを倍にまで伸ばす構えだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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