日立と日本オラクル、大規模データベースシステムの運用管理構成モデルを提供開始
「JP1」と「Oracle Exadata」の組み合わせを検証したリファレンスアーキテクチャを提案
日立製作所と日本オラクルは、日立の統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」とオラクルのデータベースマシン「Oracle Exadata」を組み合わせたシステムの検証を共同で実施し、両社はその検証に基づいて、両製品の検証済みの運用管理構成モデルであるリファレンスアーキテクチャを販売パートナー各社に4月20日から提供するという。販売パートナー各社は、システムの最適モデルとしてリファレンスアーキテクチャを利用して、ユーザー企業への提案を行うことになるという。
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日立と日本オラクルは、大規模環境で高い実績を持つ「JP1」とデータベース処理性能がに定評のある「Oracle Exadata」を活用した、安定したシステム運用を可能とするため、両社が協力して日本オラクルの「Oracle GRID Center」において両製品を組み合わせたシステムの技術的な検証に取り組んできたという。
今回の検証では、「Oracle Exadata」の構成を活かしながら、「JP1」のジョブ管理製品である「JP1/Automatic Job Management System 3」を用いて高度で信頼性の高い業務の自動化を実現する構成を構築・検証されたという。また「JP1」により、「Oracle Exadata」を中核として構築したシステムを監視する手法も検証。さらに、両社では今回の検証結果であるリファレンスアーキテクチャを文書化し、順次、両製品を取り扱う販売パートナー各社に提供していくとしている。
■ニュースリリース
http://japanmediacentre.oracle.com/content/detail.aspx?ReleaseID=1325&NewsAreaId=2
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