Windowsもがんばっています
ところで、吾輩の勤務している会社に震災後いくつか寄せられた声のなかで「Windowsの機能で、緊急地震速報を受信できるようにしてほしい」というものがあった。
うむ、確かに、Windows Serverなどでは自動的に外部のNTPサーバと連携して、時刻を合わせる機能を持っている。Windowsは地域設定などもするのであればできるような・・・気もするのであるが、まぁ、情報システムに必要な機能となれば、緊急地震速報で震度5以上ならばWindows Serverが自動的にシャットダウンをはじめるとか、インスタントメッセンジャーで通知し、安否確認も自動的にできる、といったことも不可能ではない。そこまでは無理だとしても先ほどの「カエル」の通知をタスクバーにバルーン表示してくれるツールが別に展開されているので、そちらを組み込むと、な~んとなくWindowsが緊急地震速報を通しているように見える。なんといっても、Windowsである。
さて、自分がPCに向かっていない場合はやはりスマートフォンの力を借りたい。私がこよなく愛しているWindows Phone7ならびにiPhoneでも緊急地震速報を受信したい。Androidには緊急地震速報を受信する機能をもったモデルも登場しているようである。Windows Phone7は日本での展開はもう少しだけ先になる。
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西脇 資哲(ニシワキ モトアキ)
マイクロソフト株式会社 テクニカル・ソリューション・エバンジェリスト。 IT業界屈指のカリスマプレゼンター/デモンストレーター。日本オラクルで10年以上製品のマーケティングを担当。基本的にインターネット関連製品に軸足を置いている。パッケージソフトウェア開発経験、ISP起業経験あり。特技は弁当解説。趣味はカレー。日々のつぶやきはこちら https://twitter.com/waki
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