HDワイヤレスAVキットの底力
そこで、投入するのが、「HDワイヤレスAVキット」である。なぜか、「キット」と名乗っている、別に組み立ては必要ない。
インストールCD、USB接続のアダプタ、そして、HDMIとアナログRGB端子を備えた機器と、ACアダプタである。これから軽量なタブレット型PCにインストールをするにもかかわらずCDで提供されるところが実はイケてない・・・。が、そこは我慢をするのである。Windows7スレートは普通にUSBケーブルでCDドライブが接続できるし、CDをUSBメモリにコピーして従来と同じWindowsアプリとしてインストールもできるのである。iPadやAndroidタブレットにはできない芸当である。で、インストールをすると複数のなんとも複雑なドライバ類とともに、この「HDワイヤレスAVキット」が動き出すのである。
トラブルはまったくなく(普通のWindowsアプリですし・・・)終了。
実にクールである。吾輩が手にしているのは、ケーブルがまったく着いていない状態のWndows7スレートである。しかし、ちゃんと横の大型液晶ディスプレイには同じ画面が映っている。ちょっと動画にしてみた。
う~ん、実にカッコいい。もう、レーザーポインタを持ってプレゼンするとか、ワイヤレスマウスを持ってプレゼンをするとか、「はい、次お願いします」と言ってスライドをめくるのとはワケがちがう。
このクールなガジェット、Amazon.comで約1万円。夕方発注しても翌日到着するといった豊富な在庫もクール。パッケージ裏面の「MADE IN CHINA」もクール。そして、「AVキット」という名前もクール。やっぱりスレート型、タブレット型のデバイスはクールでなきゃダメなのである。