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そろそろ本気で人財育成の話をしないか

パフォーマンスを上げるための組織作り(設計・実装編)

#002


前回の内容では人財育成・活用における悩み事と人財の可視化の重要性について共有しました。経営者・マネージャー・一般社員と各立場によってそれぞれ異なる悩みではあっても人財の可視化がたくさんのことを改善する第一歩になるという期待を持っていただけたと思います。2回目の今回は、「パフォーマンスを上げるための組織作り(設計・実装編)」として、組織に有益な人財の可視化をするためにはどうしたらよいか。具体的な設計・実装について説明します。

組織のニーズと機能分析

 人財の可視化は個人のスキルにフォーカスして統一のものさしで判定できる状態を維持管理することです。とはいえ管理されるスキルが組織のニーズに合致しているかどうかが重要です。以下のようなステップで管理するスキルを洗い出しましょう。

  1.  組織のニーズを定義
  2.   定義されたニーズに必要な機能分析
  3.  組織が有益であると定義したスキルの共有

よくある間違いは以下の通りです。

  1.  目的が標準フレームワークの導入になってしまう
  2.  個人の保有スキルから分析をしてしまう
  3.  一般的なスキルを網羅しようとしてしまう

 組織のニーズの洗い出しには、マインド・マップを利用するとビジュアル的にニーズを整理できます。以下に人財育成フレームワーク構築ツールを製造・販売するための組織のニーズを分析したマインド・マップ例を示します。

 上記の全体ニーズからユーザーサポート・ニーズについて切り出して考えてみましょう。

 ユーザーサポートを満足に行うための機能は大きく4つ定義しました。

  1.  問合せサポート …日々の運用時に発生する問合せサポート
  2.  導入コンサルティング …ツールを導入するためのお手伝い
  3.  データ移行支援 …お客様の既存のデータ移行をお手伝い
  4.  インフラ構築支援    …ツールを動かす環境の構築をお手伝い
  5.  カスタマイズ構築支援 …カスタマイズ要件の構築をお手伝い

 みなさんの組織ニーズとニーズに対する機能を上記のように分析してみてください。

 マインド・マップの作成には、MindManagerというツールが有名ですが、簡易的にはUMLツールでも記述できたり、Freemindのようなフリーのツールもあります。組織ニーズや機能分析以外にもいろいろなビジネスプランの作成にとても便利ですね。(図:astah*(旧JUDE)で作成)

次のページ
機能に対するスキルの細分化

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この記事の著者

二階堂隆(ニカイドウ タカシ)

株式会社ワン・オー・ワン 代表取締役社長データベースソリューションを中心とする自社ブランド製品の開発/販売/コンサルテーションが業務の中心。モットーは、「何事もシンプルに考えること・実装すること」。趣味は身体を動かすこと、とくにサッカーはプレーも観戦も大好き。浦和レッズの熱狂的ファン。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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