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第9回 MySQL事始 データのエクスポートとインポート

edited by DB Online   2011/11/24 00:00

mysqldumpの出力フォーマット

 mysqldumpはデフォルトではテーブル定義やデータをSQL文として出力します。第3回で利用したサンプルデータはmysqldumpのデフォルトの出力フォーマットそのものです。

 データはINSERT文として、テーブル定義はCREATE TABLE文として出力されます。

 -Tまたは--tabオプションを使用するとデータをタブ区切りのファイルとして出力できます。さらにフォーマットを変更するオプションを組み合わせて任意のフォーマットで出力できます。このオプションでは出力先ディレクトリを明示的に指定する必要があります。

mysqldumpでのオンラインバックアップ

 エクスポート対象のテーブルが全てのInnoDBなどトランザクションをサポートしたストレージエンジンを使用している場合、データのエクスポートが1つのトランザクションとして実行されます。つまり他の処理を一切邪魔することなく一貫性を保ったデータを取得できる、オンラインバックアップが可能です。但しmysqldumpで取得したバックアップデータのリストア性能に課題があるため、データサイズが大きい場合(経験的にはおおむね20GBより大きい)にはMySQL Enterprise Backupなど他のバックアップ方法の検討が必要です。

mysqlコマンドでのインポート

 mysqldump-Tまたは--tabオプション無しでエクスポートしたファイルは、mysqlコマンドに読み込ませることでインポートできます。コマンド例は第3回でのサンプルデータの登録作業のものです。

C:\mysql\mysql55\bin> mysql -u root world_data < c:¥mysql¥world.sql

著者プロフィール

  • 梶山隆輔(カジヤマリュウスケ)

    日本オラクル株式会社 MySQL Global Business Unit Asia Pacific & Japan担当 MySQL Principal Sales Consultant オラクル社において、MySQLのお客様環境への導入支援や製品の技術解説を担当するセールスコンサルタントチームのアジア太平洋地域リーダー。多国籍なMySQL部門にて、台湾、オーストラリア、インドに在籍するチームメンバーを束ね、アジア太平洋地域の25以上の国や地域でのMySQL普及やビジネスの拡大をミッションとする。  

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