データウェアハウス(DWH)の構築にはどうしてもコストも時間もかかる。だからこそ経営層に対してDWHがいかにビジネスに寄り添っているかをアピールすべき。そのためにはアジャイルなアプローチが効果的 - 一般に"構想3年、構築2年"などと揶揄されることも多いDWH構築プロジェクトだが、かつてないほどの速さでビジネスが動いている現在においては「この考え方はもう古い」と日本マイクロソフト セントラルマーケティング本部 マーケティングアナリティクスグループ マーケティングアナリティクスリード 保坂隆太氏は切り捨てる。そして「多様なデータが混在するビッグデータ時代だからこそ、DWH構築にはアジャイルなアプローチが向いている」と提唱する。以下、2011年11月に東京・目黒雅叙園で行われた「Microsoft BI/DWH Day 2011」での保坂氏の講演をもとに、マイクロソフトが実際に取り組んでいるというアジャイルなデータウェアハウス構築とそのメリットについて紹介したい。
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五味明子(ゴミ アキコ)
IT系出版社で編集者としてキャリアを積んだのち、2011年からフリーランスライターとして活動中。フィールドワークはオープンソース、クラウドコンピューティング、データアナリティクスなどエンタープライズITが中心で海外カンファレンスの取材が多い。
Twitter(@g3akk)や自身のブログでITニュース...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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