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database.comの世界

クラウドデータベースのdatabase.comっていったいどんなサービスですか?

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ブレインハーツ株式会社に勤務している海野と申します。ブレインハーツは、C言語、Javaなどを用いたオープン系システムのシステム開発から、Salesforce.com、Windows Azureなどのクラウド、iPadやAndroidなどのモバイルアプリケーションの開発まで、幅広く展開している会社です。私は現在、Salesforce.comの認定デベロッパーの資格を取得し、おもにSalesforce.comの開発案件に携わる毎日です。さて、この連載では数回にわたって、Salesforce.comが提供しているクラウドデータベースサービスである「database.com」の使い方、さらにはJavaを使ったアプリケーションからの接続方法を解説していきたいと思います。

database.comとは

 database.comは、Salesforce.comが同社の年次イベント「Dreamforce'11」で正式発表した新しいサービスです。クラウド上にあるリレーショナルデータベースなので、障害時の対応やバックアップなどの管理者の行う仕事は基本的に必要ありません。従来Salesforce.comが提供してきたForce.comなどと同じく、ブラウザからオブジェクトの作成、項目の追加、参照設定などが可能です。

 database.comの特長としては、Force.comやHeroku、その他のクラウドシステム(Amazon EC2やWindows Azureなど)、さらには自社サーバーに置いてある社内システムからの連携が可能なことが挙げられます。また、Java、Ruby、PHP、Flexなどの言語による開発も行え、iOSやAndroidからも利用できます。

 プラットフォームサービスのForce.comと同様、クラウド上にあるので利用するのに別途サーバーハードウェアを用意する必要はありません。また停電やマシンの故障などの問題も考える必要がないので、運用する上での管理者の負担は大幅に少なくなります。そして、最低限の機能であればコスト0から使用できるのも魅力です。無料の範囲で使用できる機能は後述しますが、無料で始めてリソースなりが足りなくなれば追加で購入することも可能です。

 テーブルの作成や項目の追加などを行うために、特殊なコマンドを憶える必要がないのはForce.comと同様です。database.comでもオブジェクト(テーブル)の作成や項目の追加は、ブラウザから簡単に行えます。ブラウザ上の画面で必要な項目に情報を入力するだけで、各種必要な設定が行えるようになっています。また、スキーマビルダーという機能を利用すれば、ER図的な画面を見ながらドラッグアンドドロップの操作でテーブルや項目の追加が行えるのもかなり便利です。

database.comは項目の型の種類が豊富

 通常のデータベースに存在する項目の他に、URL、メール、選択リスト、電話、数式、積み上げ計算、参照関係など、特有の情報を保持するための項目があらかじめ用意されています。そして、Force.comにもあるオブジェクト毎のアクセス権や階層を使用したアクセス設定、項目レベルのアクセス権設定など、多様で柔軟なセキュリティ設定が可能です。また、ワークフロールールやApexトリガー機能など、Salesforce.comならではの機能も、そのままdatabase.comで使用できます。

 Salesforce.comでは、database.comの他にもさまざまなサービスが用意されています。たとえばSalesforce CRMであれば、顧客管理のサービスを使用したい場合に使います。Force.comは、Salesforce.comの基盤を使用し企業毎にカスタマイズしたアプリケーションを使用したい場合などに利用します。database.comは、Webシステムを別サーバーで構築して、データベースサーバーとしてSalesforce.comの基盤を使用したい場合に利用すると便利でしょう。簡単に言うと、Salesforce CRMやForce.comの裏で動いているデータベース機能を、1つのサービスとして切り出したのがdatabase.comというわけです。

次のページ
database.comを無料で利用できる範囲

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この記事の著者

海野 幸成(ウミノ ユキナリ)

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https://enterprisezine.jp/article/detail/4191 2012/09/13 00:00

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