・日時 :2012年10月30日(火)10時~18時(受付開始 9時30分)
・会場:ロイヤルパークホテル(東京・水天宮前)
・主催:日本アイ・ビー・エム株式会社
・参加費:無料(事前登録制)
・詳細・参加申込はこちら
※本イベントの参加登録には特別ご招待・ご案内番号が必要です。
お申し込みページ「特別ご招待・ご案内番号」欄に【92402】とご記入ください。
Next Now ( 次に取り組むべきこと。今すべきこと )
今年で8回目を迎える IBM Rationalのカンファレンス「Innovate 2012」では Next Now (次に取り組むべきこと。今すべきこと)がテーマ。IBMはRationalを統合して以来、一貫して開発の生産性や効率性を追求してきたが、そこからさらに次なる「ビジネス価値としてのソフトウェア」というテーマに向かうというのが今回のメッセージだ。
ソフトウェア開発のイベントであるが「Innovate」というタイトルに象徴されるように、現場開発者やエンジニアに限定されたものではない。ソフトウェア開発が、ビジネスの成長性に大きく寄与するという視点を、マネジメント層やビジネスリーダーにも伝えたいという意図がうかがえる。
午前の部では、「Next Now」のテーマを提唱するキーパーソンが登場する。まず基調講演では「次に取り組むべきこと、今すべきこと。"Accelerated Delivery"」と題してIBM ラショナルの事業部長 渡辺 公成氏が登壇し、その後スペシャル・トーク「デリバリー力をビジネスの価値へ ─企業競争力の強化を支えるために必要なソフトウェア開発のあり方」がおこなわれる。
IT分野から社長になった東京海上日動システム 代表取締役社長の横塚 裕志氏、ビッグデータやクラウド活用の先進企業のリクルートのITリーダー 米谷 修氏のクロストーク。モデレーターをつとめるのはPublicKeyの新野 淳一氏。企業ITの動向と技術の両面で今、シャープな論稿を展開する各氏の議論に注目したい。
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「デリバリーの加速」のための技術セッション
IBM が提唱している「デリバリーの加速」。これは、ソフトウェアがビジネスに貢献するために、開発だけでなく、企画(事業部門)、運用を含め、ソフトウェアが稼働するまでの全体の期間を迅速化することを意味しているという。午後5トラックで行われるセッションでは、開発コラボレーション、アプリケーションのポートフォリオ管理、アジャイルやテスト技術といった、開発の現場のマネジメントの課題を網羅した内容となる。セッション・コンセプトは以下の通りとなる。
・DevOps ─ クラウド時代の開発と運用の連携のありかた
・モバイルアプリケーションの開発管理
・コラボレーティブなライフサイクル管理による生産性・品質向上
・ポートフォリオ管理による、プロジェクト投資最適化へのアプローチ
EnterpriseZineでは、今年の米国フロリダ州 オーランドで開催された「Innovate2012」についてもレポートした。米国では、Rationalソフトウェアによって、大幅なコスト削減や生産量の増大、開発スピードや品質の向上、リードタイムの短縮などを実現させ大きな成果を上げている数多くのユーザー事例が紹介されたが、日本でも数多くの企業の事例が紹介されることだろう。
エンタープライズITから組み込み関連まで、開発課題を網羅したInnovate2012への参加をお勧めする。
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