第3回目は、11g R2 で導入されたポリシー管理型データベースと Single Client Access Name(SCAN) についてお伝えしました。 Oracle RAC は高い性能と高可用性を得るために、負荷分散と障害発生時に別のインスタンスへ再接続する機能が提供されています。しかしながら、これらの利点を享受するにはサーバー・サイドだけでは実現できず、クライアント・サイド機能の連携も必要となります。第4回目では、この高い性能と高可用性を得るために必要な接続フェイルオーバー、ロードバランシングなどのクライアントから RAC データベースへの接続に関わる機能と、SCAN導入により改良されたクライアント・サイドにおける接続設定について説明します。
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- 統合され、拡張された 11g R2 RAC ASM
- 11g R2 RAC データベースへの接続フェイルオーバーとロードバランシング
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岡野 平八郎(オカノ ヘイハチロウ)
株式会社 コーソル Oracleサポートグループ 2004年に新卒で独立系ソフトハウスへ入社。約4年間、大手製造業向けのシステム保守部隊にて、主にDB2、 SQL Serverの運用管理者として活躍した。次第に保守フェーズ以外の経験を積んでみたいと考えるようになり...
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