2013年3月20日、韓国で大規模なサイバー攻撃により放送局、金融機関などのコンピュータシステム、サーバーがダウンする事態が生じた。ちょうどこの事件の2週間ほど前、韓国の政府系や民間の研究機関、企業などの情報セキュリティの事情を集中的に視察した。 取材では、韓国のセキュリティ技術や海外からのサイバー攻撃に対する防備について、政府系機関、民間企業、大学研究機関などから話を聞いた。今やIT先進国の韓国の情報セキュリティ体制と、サイバーテロの脅威をめぐる攻防は、日本の状況よりもはるかに先を行くものであった。今回はその第一弾として、政府統合電算センターNCIAを紹介する。
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京部康男 (編集部)(キョウベヤスオ)
ライター兼エディター。翔泳社EnterpriseZineには業務委託として関わる。翔泳社在籍時には各種イベントの立ち上げやメディア、書籍、イベントに関わってきた。現在は、EnterpriseZineをメインにした取材編集活動、フリーランスとして企業のWeb記事作成、企業出版の支援などもおこなっている。 ...
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